薬膳実習の料理を自宅で復習①|食材の意味を考えながら作ってみました
学院実習で作った薬膳料理を、自宅で再現してみました
さて、第1回、第2回目の調理実習で習った薬膳料理。せっかくだから家でも作ってみたいですよね!!
という訳で料理のセンスは30点、盛り付けセンスは赤点(爆)の「映え殺し」の二つ名を持つ私めが、薬膳料理の復習をしてみたという記録です。
※この記事は、本草薬膳学院の調理実習で学んだ内容をもとに、自宅で復習として再現した記録です。
詳しい分量や調理工程は掲載せず、食材の意味や学んだこと、作ってみた感想を中心にまとめています。
出典・参考:緑書房『薬膳の基本』掲載レシピ
本草薬膳学院の調理実習で学んだ内容をもとに、自宅で復習として再現しました。
今回の料理の薬膳的テーマ【春】
春はあけぼの・・・ではなくて、春と言えば「陰消陽長」。日照時間が長くなって陽が増え、代わりに夜が短くなって陰が減っていく様子が漢字を見て何となく伝わります。あと気温が上がって寒さが和らいでいく感じかな。
で、春と言えば五行配当表では「木」「肝」「風」「風邪(ふうじゃ)」「酸味」「怒」などが相当します。全部書くと長くなるのでざっくりと。
肝は「蔵血」の他に「疏泄」という機能を持っています。疏泄(そせつ)とは、気の巡りをスムーズに流す役割をしています。気が巡れば血も順調に体内を巡り、精神的にも安定しますが、この巡りが乱れたり、肝の働きが過剰に高ぶったりすると、精神的に不安定になってイライラしやすくなったり、怒りっぽくなったり、めまいや頭痛につながることもあるそうです。更に肝が昂ると脾(胃腸)にも影響が出て来てしまいます。
ですから春はゆったりとしてリラックスを心掛け、肝と脾を労わりましょう、というのが中医学の春の養生だそうです。
という事で体を温めて気を補いつつ巡りも良くして陽気の発散を助けましょうという意図の献立です。あと、脾も補って安定させる目的もあります。
鶏肉と葱の炒め物
参考:緑書房『薬膳の基本』

薬膳では、鶏肉は「補気」の食材として扱われ、体のエネルギーを補うと考えるそうです。「解表類」の葱と生姜で体と胃を温め、血の巡りを助ける旬野菜の「菜の花」を加えて春らしい一品に。
盛り付ける頃には葱が消えてどこ行った!?って状態ですが、一応葱の香りは有りました( ;∀;)美味しかったので2回作りました。
豆乳ゼリー葡萄ソース
参考:緑書房『薬膳の基本』
豆乳と牛乳のゼリーで脾を補ってお腹を安定させ葡萄で血と気を補う蜂蜜のやさしい甘味の一品。

これも美味しかったので2回作りました!!見栄えが微妙なのは多分、お皿のチョイスがあまり良くなかったのかもしれない(。´・ω・)?
あと、吉野煮もチャレンジしましたが残ってる写真が恥ずかしくて載せられないのでこの辺で(笑)
薬膳料理は、味付けより食材の意味が大事だった
まず驚いたのが、調味料が「塩」。味の決め手は塩!!
普段の家庭料理では、醤油、みりん、酒、砂糖、だしの素、コンソメ、ケチャップ・・・と調味料ありきですが、薬膳ではなるべく調味料を使わないでシンプルに素材の味を活かす感じのようです。
塩と素材の味で勝負(笑)
いやでも、塩だけで味を決めるのは中々に難易度高いです。少ないとぼんやりするし、多いと一気にしょっぱくなる。実際調理してみて、
「旨味が足りない・・・!!」
って何度も思って、水の量を半量にしたり、ホタテの量を倍量にしたりと何とか工夫しました(今回掲載したメニューではないです)
最終手段、オカンが醤油かけてたけどね・・・遠い目(゜_゜)
さて、薬膳という事で何か特別な中薬(漢方薬)を使うのかというとそんな事は無く、鶏肉、ネギ、生姜、豆乳に干しブドウ、等々・・・全てスーパーで手に入る食材でした。それらの食材と塩(笑)だけで薬膳が出来ちゃうって面白いですね。もちろんすべての薬膳がそうではないですが、中薬が無い場合に代わりにこの食材で代用を、とかそういう事も出来るんだろう、と思えます。
葱と生姜と山芋は兎も角、鶏肉に対する見た目が変わりました。
蜂蜜は貴重な甘味料として崇め奉りたい気持ちです(*’▽’)
そして思った事。
これは、授業で聞いて実習で作って終わりじゃ絶対に身につかないやつですわ・・・。
頑張りましょう!
